現地採用と駐在員というヒエラルキー

私自身、飲食店で働いており、それなりの高待遇を頂いているのであまり感じないのですが、前回の記事のあと色々と教えてもらうことがありました。
それはですね。タイトルに書いてある通り現地採用と駐在員のヒエラルキーがあります。
しかも闇が深いです。
シンガポールでは一切聞いたことなかったですし、ベトナムの人材紹介で働く友人もそんな感じないと言われていました。
正直、給料面では雲泥の差です。しかし、タイではそれ以上に駐在員と現地採用が一緒に食事をすることも許されないようなくらいのヒエラルキーが存在するというのです。

そういえば、チョンブリーにある某自動車部品会社の駐在員のお客様に聞いた話なのですが、駐在員はオンヌットのコンドミニアムに住んでおり送迎があるのですが、現地採用は同じコンドミニアムに住んでいるのに会社支給の社用車を自ら運転して通勤されているようです。その方曰く、タイで現地採用として働く人のイメージは日本社会の不適合者だというのが、かつてあったことが伝統的に影響しているのではと言われていました。今、働いている現地採用の日本人は、向上心があって真面目なので、そういった昔の考え方を払拭してくれるているとは言われていました。

逆に、現地採用の日本人に話を伺ったところ、半日本人のような扱いを受けているということを聞きました。あと給料面においての愚痴は結構あるようで、使いまわしたい時は「日本人だ」と言われ、給料や待遇面になると「タイ人のように」みたいに言われることが多いそうです。ようは良いように扱われていると言うことのようです。

転職を繰り返す日本人女性について

昨日、東洋経済に上がっていた記事でタイに住む日本人女性が転職を繰り返して貧困生活を送っていた過去、新しく物流関係の会社で働いていることが書かれていました。

”33歳、タイで転職繰り返す日本人女性の苦悩”と言うタイトルの記事なので興味のある方は検索をしてください。

突然、こんなことを言うかと申し上げると、昨日、私のフェイスブックにて、こちらの東洋経済の記事をシェアしたところ、たくさんの反響を得ました。それは記事に対して本当かどうかということです。

ライターさんの記事が私のような素人が書くブログのように稚拙なので真実を読み取るにはとても難しいと思います。現状を知っている私であっても、「?」、「?」、「?」というところが何箇所かありました。

また時系列が飛び飛びで、単に抜粋しただけで読みやすくしようとか、担当者の努力を垣間見ることもできませんでした。

文章に関することはこれくらいにして、本題へと入ります。

この記事の内容は、明らかに去年放送された”幸せボンビーガール タイ編”へのカウンター記事だと言える内容です。
幸せボンビーガールでもコールセンターで働く若い女性の姿が描かれていましたが、あちらは貧しいというよりも寧ろ優雅な生活を送られている印象がありました。給料は大して変わらないのにです。

何が違うんでしょうか?

主人公の価値観だと思います。よく東洋経済の記事中で描かれる貧乏ネタの主人公は、選りすぐりのダメな人です。テレビよりも脚色をしているように感じるくらいです。私の知っているタイのコールセンターで働く日本人の方は、1年以上働いていれば給料も5万バーツに迫る勢いだったり、それ以上をもらっています。
要するに、今回の主人公は言われた仕事は出来るけど、それ以上は出来ないという典型的なタイプだと言えます。転職を繰り返して理想の給料を貰えたとしても、それは実力ではないので、辞めたなくないと言ってもクビになる可能性は高いと思います。
なぜなら、毎月、仕事の辛さからライバルが辞めていくような職場にて、耐えて耐えて働いていたのに結局給料が上がらなかったのですから。コールセンターに務める日本人従業員の多くは、人材紹介会社を利用して仕事を見つける人が多いです。一人雇うたびに人材紹介会社に年収の20%程度の手数料を支払います。こうなると、会社は真面目で使えるスタッフには辞めて欲しくないと考え、真面目にさえ働いてれば給料をあげてくれるようです。1年、2年と働いているスタッフは昇給だけじゃなくて昇格もします。3年働いている人なんかは、結構いい給料をもらっている人もいます。

この主人公がコールセンターを辞めた後に就職したのは旅行代理店でした。

一つ言っておくと、タイは日本人の最低賃金が月給5万バーツとなっています。ただコールセンターや旅行業などは専門性がなく外国人である必要がないとされる職種なので最低賃金がタイ人と同じになります。また事務職も同じで5万バーツで雇うことが出来ます。しかし日本にも本社がある企業ですと、法律上は問題ないものの対外的な印象から最低賃金5万バーツに合わせることが多いです。

仲の良い人材紹介会社の人たちが昨晩私が働くお店にきてくれ、この話題になったのですが、誰もが口を揃えていうのが、過度な脚色が見られるということ。脚色がなかったとすれば、主人公に問題があると言われていました。
人材紹介会社の方の話では、若いので営業事務など”営業”ができれば、少なくとも5万バーツからあるということと、外回りができれば6万バーツがあるということを強く言われていました。
あと脚色っぽい一番の理由が33歳の女の子が”アジアンジャパニーズ”なんて写真集を知るわけがないということです。
これは、ごもっともで私よりも上の世代に少し流行った程度です。