路上屋台の再配置

あなたが、もしバンコク都内で就職し、トンロー(シックなバー、高級レストラン、高級社会のティーンエイジャーが外国の高級車でスピードをあげている通り)で働いていれば、あなたの日々の食事の予算に合わせて屋台飯を食べるのも選択肢の一つです。

しかし、バンコク首都圏(BMA)の路上販売業者に対する最近の取り締まりは、政府がこのスクンビットにある、流行の先端を行く通りを標的にして、安価で無秩序な販売者の大半を撤退させたので、地元の労働者は不安を抱えています。また、政府は、ヤワラット(チャイナタウンとして知られる)や、その近くにあるバックパッカーたちが集まるカオサンロードの宿泊施設など、バンコクで最も有名な食べものを売るエリアの販売者をより管理するための施策を開始しました。これは一般的な食品衛生と同様に観光客には良いニュースですが、バンコクの労働者階級の財布には良いニュースとは言えません。

「街の食品販売業者が安い価格で商品を売ることができる場所をバンコク当局が見つけることができれば、高い生活費に苦労している人も救われます。」とトンローで働く23歳の会社員ガンヤラット・ヘンマン(Kanyarat Haemman)氏は話します。

一般市民は、歩道が綺麗になるという点では当局に賛成するかもしれませんが、手頃な価格の食事が簡単に手に入り、一方で販売者は生活をすることができている、と批評家は言います。一般市民からの反発に対応して、BMAは、厳しい規制の下で特定の家賃管理されたスペースで営業している販売者に限り事業再開を指示しています。

「バンコク・コミュニティ・フード・ソース(Bangkok Community Food Source)」と呼ばれるこのプロジェクトの第1段階として、市内の緑で示された4つのエリアで地元の人々はきれいで安く美味しい食事にアクセスできます。 政府は今月末までに10倍にすると述べています。

4つのエリアは9月14日に一般に公開されました。

4つのエリアはPathumwan Institute of Technology(PIT)の近くのテスコロータス(Tesco Lotus)に隣接しています。ルンピニー公園の近くの駐車場。チャオプラヤ川の西側のクンルアン(Kung Luang)レストランの前のスペース。バンコクノーイ地区のチャオプラヤ病院の正面近くのエリア。

バンコクのアウィンクワンムアン会長は、このプロジェクトは、経済が低迷したことで、都市部の住民が道端の食べ物の販売者に同情していることを受けて、BMAが生活費の高騰について懸念していることを反映している、と述べました。また、バンコクの舗装路を不法に占有していた、6,334人の食品販売業者を含む8,007の業者は、公共の舗装路からの積み荷を取り除くよう命じられた、と語りました。BMAは、家賃の安い家主と交渉することで、プロジェクトをより多くの分野にまで拡大することを望んでいる、と会長は言います。

批評家は、この問題にうまく対処し、同様の事例に対処してきた他の国を参考にしなければならないと指摘します。

一つの例としては、以前商売を行っていた場所の近くに販売者を集めて、政府と協力することに同意する限り営業を継続できるようにすることだ、とスクンビット地区の中小企業を所有するウィチャイ・チャロントラ(Wichai Charoentra)氏は述べました。

衛生規定やその他の規則に違反した者は、その地域に出入り禁止とすること、と彼は付け加えました。

しかし、政府は、バンコクにいるどれだけの販売者が失業と背中合わせで生きているか、また、彼らに対処するための特別な措置をいかに講じるかを念頭に置くべきである、とシーロム地区の54歳の実業家アティワット・サッチャダムロンリット(Athiwat Sachadamrongrit)氏は指摘します。

「例えば、私のホテルは、ホテルに宿泊するお客様や高額な支払いができるお客様を対象に、高級レストランが乱立するシーロムの中心地に位置しています。しかし、警備員、運転手、清掃員たちはどうですか?彼らはそういったレストランへ行く余裕はありません。」と彼は言います。BMAの新しく指定された4つのエリアの1つでお粥を販売しているサナン・ブンティップ(Sanan Boonthip)氏は、新しい対策を快く受け入れていますが、販売者が1日中営業し、顧客を見つけるためには、より多くの領域が必要だと話します。現在、彼が販売している場所では、早朝から午前11時の間しか客を見ることができず、さらに午後の暑さが仇となり、近くのテスコロータスで食べ物を買う人が大勢います。副市長であるヴァンチャイ・タノムサク(Vanchai Thanomsak)氏は、このプロジェクトではスペースが限られていることを認め、PIT地域を例にとると、以前近くで営業していた200人の食料販売者のうち70人しか収容することができないと述べました。

バンコクの高級昆虫レストラン

昆虫といえば、長い間タイの田舎の定番品でした。しかし現在は、名立たるシェフがメニューにエコフレンドリーなタンパク質を加えることでバンコクの流行を作っています。

それはココアを撒いたカイコには見えず、正体を知らない人は食卓でこのティラミスを見ても普通のものではないと気付かないかもしれません。3種類の珍しい昆虫だけが見えるかもしれませんが、中にある美味しいマスカルポーネクリームの30%は昆虫の粉末エキスが含まれており、それはエスプレッソを浸したスポンジと調和のとれたわずかな苦味を加えます。マスカルポーネ、プロヴァンスのハーブ、水に生息する昆虫などが入った、一見普通に見える蟹のような味のラビオリも同様です。

「水に生息する昆虫は大きく、見たら食べたくないと思うかもしれませんね。」とD’SensやMediciなどの地元の高級レストランのベテランであるバンコクのシェフ、ティティワット・マイ・タントラガン氏は語ります。タイのイサーンと呼ばれる北東部では、昆虫が揚げられて塩漬けされ、足が6本付いたポップコーンだと嘲笑されています。しかし、あなたがバンコクでそれを見るとすれば、観光客の多いカオサンロードではないでしょうか。最近、街の新しいチャチューイ複合施設にオープンした「Insects in the Backyard」のチームは、こういった節足動物の悪いイメージを払拭したいと思っています。「私はこれを身近なものにしたいと考えています。私は恐ろしい料理を作ろうとしているわけではありません。」とマイ氏は言います。

彼は、これがギミック(話題を狙ったもの)ではありませんし、見下すべきものに価値を見出すものでもないと主張します。結局のところ、世界のトップシェフの中には、コペンハーゲンのNomaにいるRene Redzepi氏やサンパウロのDOMにいるAlex Atala氏など、似たようなコンセプトがいます。この両者はアリを使った料理を提供しています。

「イサーン地方の人々が何年も昆虫を食べてきたにもかかわらず、世界は最近になってこれが実行可能な食糧源になる可能性があるという考えに注目し始めています。エコ・メリットは無数にあります。昆虫は家畜よりも植物をタンパク質に変換し、メタンガスをはるかに少なくします。 将来、ただの虫という概念を越え、特定のタイプの海藻や他のアミノ酸源とともに実験が進むことを望んでいます。」

これは、ショップ、ギャラリー、レストラン、バーなどのスペースを備えたチャンチューイのコンセプトに沿ったものとなっています。その中心にあるロッキード・トライスターの古い旅客機がレストランに変身し、すべてがリサイクルされた材料(中古の自転車で作られたシャンデリアと、再利用された木製品とスクラップでできた建物)で作られています。

タイのファッションブランドFlyNowのCEOでアートディレクターを務めるソムチャイ・ソンワッタナ(Somchai Songwattana)氏が6月にオープンし、それはスクンビット通り沿いに並ぶ輝く新しいショッピングモールからの輝かしい出発です。来店したお客様は、キクイモとサクサクした幼虫とともに食事をした後、店内に並べられた品物を購入したり、映画館でインディー映画を鑑賞したり、自宅に持ち帰るための家具を買うことができます。