バンコクの高級昆虫レストラン

昆虫といえば、長い間タイの田舎の定番品でした。しかし現在は、名立たるシェフがメニューにエコフレンドリーなタンパク質を加えることでバンコクの流行を作っています。

それはココアを撒いたカイコには見えず、正体を知らない人は食卓でこのティラミスを見ても普通のものではないと気付かないかもしれません。3種類の珍しい昆虫だけが見えるかもしれませんが、中にある美味しいマスカルポーネクリームの30%は昆虫の粉末エキスが含まれており、それはエスプレッソを浸したスポンジと調和のとれたわずかな苦味を加えます。マスカルポーネ、プロヴァンスのハーブ、水に生息する昆虫などが入った、一見普通に見える蟹のような味のラビオリも同様です。

「水に生息する昆虫は大きく、見たら食べたくないと思うかもしれませんね。」とD’SensやMediciなどの地元の高級レストランのベテランであるバンコクのシェフ、ティティワット・マイ・タントラガン氏は語ります。タイのイサーンと呼ばれる北東部では、昆虫が揚げられて塩漬けされ、足が6本付いたポップコーンだと嘲笑されています。しかし、あなたがバンコクでそれを見るとすれば、観光客の多いカオサンロードではないでしょうか。最近、街の新しいチャチューイ複合施設にオープンした「Insects in the Backyard」のチームは、こういった節足動物の悪いイメージを払拭したいと思っています。「私はこれを身近なものにしたいと考えています。私は恐ろしい料理を作ろうとしているわけではありません。」とマイ氏は言います。

彼は、これがギミック(話題を狙ったもの)ではありませんし、見下すべきものに価値を見出すものでもないと主張します。結局のところ、世界のトップシェフの中には、コペンハーゲンのNomaにいるRene Redzepi氏やサンパウロのDOMにいるAlex Atala氏など、似たようなコンセプトがいます。この両者はアリを使った料理を提供しています。

「イサーン地方の人々が何年も昆虫を食べてきたにもかかわらず、世界は最近になってこれが実行可能な食糧源になる可能性があるという考えに注目し始めています。エコ・メリットは無数にあります。昆虫は家畜よりも植物をタンパク質に変換し、メタンガスをはるかに少なくします。 将来、ただの虫という概念を越え、特定のタイプの海藻や他のアミノ酸源とともに実験が進むことを望んでいます。」

これは、ショップ、ギャラリー、レストラン、バーなどのスペースを備えたチャンチューイのコンセプトに沿ったものとなっています。その中心にあるロッキード・トライスターの古い旅客機がレストランに変身し、すべてがリサイクルされた材料(中古の自転車で作られたシャンデリアと、再利用された木製品とスクラップでできた建物)で作られています。

タイのファッションブランドFlyNowのCEOでアートディレクターを務めるソムチャイ・ソンワッタナ(Somchai Songwattana)氏が6月にオープンし、それはスクンビット通り沿いに並ぶ輝く新しいショッピングモールからの輝かしい出発です。来店したお客様は、キクイモとサクサクした幼虫とともに食事をした後、店内に並べられた品物を購入したり、映画館でインディー映画を鑑賞したり、自宅に持ち帰るための家具を買うことができます。

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